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プロローグ 夏休みの始まり
蝉が鳴いていたのを覚えている。
俺たちは、コンビニの前のガードレールに座っていた。
ソーダ味のアイスキャンディーが溶けて、手がべたべたになっていたことも、日差しを浴びた首筋がヒリヒリしていたことも、覚えている。
悠翔がアイスキャンディーを食べ終わって、未練がましくスティックを前歯で噛んだまま、ケータイをいじっていた。
俺は、背中を丸めてアイスキャンディーをちびちび噛みながら、悠翔の横顔を盗みみた。そして、前から感じていた、腹の底がムズムズするような気持ちの悪さの理由に、もう気が付かない振りはできないことを知った。
(プロローグの途中まで・続きはノベプラで)
(プロローグしか出来ていません)
投稿から24時間たたずに閲覧数50件という個人的快挙。